新商品「ICHIMATSU」のご紹介
もう8月です。
暑い日差しに、蝉の鳴き声。特に今年は湿度が例年より高いのでしょうか?
体力的に「しんどい」毎日が続いておりますが、そんな中、平和紙業さんから「熱い」新商品がでました。その名も「ICHIMATSU」。
和紙の「市松模様」をモチーフにした、片面エンボスの紙。
貼函に使える‹70›、装丁などに使える‹95›、カードや箱向けの‹175›の3斤量、四六判/Y目(1091×788㎜)の規格です。
色は11色あるのですが、「グラスグリーン」「マンゴーオレンジ」とカタカナ表記の色目。紙の名前も「市松」ではなく英語表記にしている所に和と洋の区別なく、使ってほしい・・・もしくは使いやすいですよ!という戦略を感じます。
正方形の連続の幾何学的な凹凸のエンボスですが、この正方形のサイズが和のイメージが強くなる大きさでもなく、チェック柄の洋のイメージが強くなる小ささでもなく、印刷されるデザイン、文字の邪魔をしない、計算されたサイズ、手触りに仕上がっております。
東京オリンピックのエンブレムでも「市松模様」が使われていますが、非常に洗練されたイメージがあると思います。伝統的な古い柄目でも、現代的なアレンジを加えることにより、今までになかったイメージ・雰囲気を現すことができる使い方の一例だと思うのです。
「ICHIMATSU」も、そんな使い方ができる紙です。
まずは、見て、触って、そして、使ってください。