新商品「サガンGA」のご紹介
今回、紹介する紙は、リニューアルされて少し時間はたちましたが、竹尾さんのT-EOSシリーズの「サガンGA」です。
厚みは、貼り箱や見返しに使える<80><100>から、カードやリーフレットなどに使える<130><170><210>、ケースやファイルにも耐ええる<250>と、6斤量・合計50色で展開する、型の圧力で模様を出した、片面エンボス系の特殊紙です。
エンボスの模様は、たいへん微粒な、「岩」「砂」「無機質」な感じで、イベント・商品の種類を選ばず、色々なシーンで使えそうな紙になっています。
リニューアルでの大きな変更の一つが色のバリエーション。紙の業界では、長らくパステル調の紙が人気とされていて、あとは昔からある一般的な色が主流となっていましたが、ここにきて最近では、その色展開が「古臭い」印象を与えるようになっていました。
そこで、竹尾さんとデザイナーさんとが、ベーシックな色合いの見直しと、現代的でモダンな、ビビットな色を開発。時代にあった色展開をアピールする形になりました。
その中でも「極・紫」「極・緑」「極・焦茶」。名前すら革新的です。今までになかった「濃い色」は、高級感すら感じます。
あと、カラー印刷の発色を向上させた、微塗工紙の「プラチナホワイト」も用意。
ざらりとしたエンボスの質感と、印刷の視覚での相乗効果も期待できる紙となっています。