働く紙 その2
前回では、印刷以外の「働く紙」として、切ったり貼ったり伸ばしたり重ねたりして、装飾などに使われる紙が、視覚的なアピールで働く話をしました。
今回は「ミシン目加工」を施した紙です。
紙にミシン目を入れて、ちぎって使う。片方を相手に渡して、もう片方を手元に置いておく。
配達の伝票などは、もっともポピュラーな使い方と思います。
以前はノーカーボンなどで2枚複写、3枚複写などの伝票が多かったですが、最近はプリンターで、納品書・受領書を1パスで出力して使われるのが多くなりました。
私の大好きな焼き鳥屋さんでは、非常に細かいミシン目が入った伝票を使っているところがあります。焼きあがった料理に、商品名、数量、テーブル番号なんかが記入されている紙を一緒に添えて、係の人が配膳しています。
最近は電子入力で厨房でプリンター出力するところも増えましたが、お会計時に店員さんが伝票見ながら一から計算してくれるアナログな店が好きな人も、まだたくさんいるんじゃないかなぁ。
クリーニングのタグなんかもミシン目が入ってますね。
意外と生活に密接した紙の使われ方の加工方式だと思います。
弊社では、ミシン目の加工対応もしております。
コピー用紙で、A4をA5に二分割する加工や、三分割する加工。
普通のミシン目の他に、間隔が細かいマイクロミシンの加工などもしております。
複雑なミシンに関しては、トムソンで木型を作って対応もできますので
気軽にお問合せください。
弊社通販サイト 萬紙遊堂 でもお問い合わせ・ご購入いただけます。